IPOにチャレンジしよう!IPOの買い方と初心者が知っておきたい仕組み

IPOにチャレンジしよう!IPOの買い方と初心者が知っておきたい仕組み

まだ投資を始めたばかりで、いろいろな企業の株を見てみたものの、なかなかすぐに利益にはつながらないことが多いです。

そんな株取引ですが、利益を上げやすいのがIPOです。

 

IPOにチャレンジしてみたいと思ったものの、どうやってチャレンジすればいいのかわからず戸惑っている初心者の方に、この記事ではIPO投資について知っておきたい買い方はもちろん、買い方の基本についてご紹介していきます。

IPOがよくわからない初心者の方が、IPO投資を行うきっかけにしていただければ幸いです。

 

目次

IPOの仕組み

株取引を始めたばかりの方でも、株の注文についてはなんとなくできるようになっているかと思います。

一般的な株取引では成り行き注文をするか、指値で注文して需要と供給のバランスで株を買うことができます。

 

株はどうしても欲しい場合であれば、気配を見て、売り気配でもっとも多く出ている指値以上に買い注文を行えば、株は購入することができます。

したがって株取引では、資産があれば買うことができます。

 

しかしIPOは違います。

お金があってもIPOは買えません。

 

IPOの場合、抽選が行われ、当選した投資家のみ購入することができます。

しかも東証一部に上場するような企業のIPOであれば話は別ですが、証券会社ごとに取り扱っているIPOは異なってくるため、当選に参加しようとしても、証券口座が1つしかないならその証券口座からの応募しかできません。

 

それどころか、口座を持っている証券会社が購入したいIPOを引き受けていない場合、抽選すら受けることができません。

一般的な株取引とは違い、抽選という独特な仕組みがあるのがIPOです。

 

だからこそ、IPOにチャレンジする価値があるとも言えます。

 

IPOってどうやって買う?フローを説明

IPOの初値はブックビルディングによる公開価格と比較して高くなることがほとんどです。

その確率はなんと80%以上で、利益を上ることができるメリットがあります。

 

しかし、ただ証券口座を適当に開設しても、一般的な株取引とは違って、抽選にすら参加することができない可能性があります。

そんなIPOの買い方について、IPO独自の専門用語の解説もまじえながらご紹介していきましょう。

 

①証券口座を開設する

株取引全てにおいて言えることですが、まずは何よりも証券口座を開設しないと何もスタートできません。

IPOに参加するためには証券口座を開設しましょう。

 

かといって、近所にある友人の証券会社にいって証券口座を開設するわけではありません。

IPOというのは、主幹事証券、引受幹事証券、そして委託幹事証券という3つの証券会社があります。

 

それぞれの証券会社について説明していきましょう。

 

最初に紹介する証券会社主幹事証券は、IPOにおいて主な幹事である証券会社です。

主幹事証券は、企業が上場する際に申請に関わっている証券会社のことです。

 

上場時には公開価格を決定したり、審査などを行う証券会社になります。

資金調達の面でも企業にアドバイス証券会社であるためIPOが成功するための重要な鍵を握っている証券会社と言えます。

 

したがって、抽選に際して、IPOの保有口数が当然多いということになります。

もし仮にIPOで気になっている企業があれば、その企業の主幹事証券会社はどこなのか、先に調べておくことが重要です。

 

そして主幹事証券会社がわかった時点で、そこの証券会社の証券口座を開設することで、IPOの当選確率が上がります。

 

次にご紹介するのが引受幹事証券です。

引受幹事証券会社も証券取引所において協議や調整を行う証券会社です。

 

主幹事証券会社よりも行うことは少ないですが、IPOの公開後に欠かせない証券会社となります。

そのため、主幹事証券会社よりは少ないもののIPOが比較的当選しやすい証券会社と言えます。

 

IPOは注目されているような企業では非常に倍率が高くなりますので、主幹事証券会社以外にもこの引受幹事証券会社の証券口座の開設もオススメです。

 

そして最後にご紹介するのが、委託幹事証券です。

この証券会社はIPOを取り扱う証券会社であり、企業IPOの手続きはしていない証券会社です。

 

この委託幹事証券会社でもIPOに申し込むことができるのですが、残念ながら、割り当てられるIPOの口数が少ないため、当たるのは難しくなります。

このようにIPOをただ買うだけでも証券会社には種類があるので注意しましょう。

 

②ブックビルディング方式を行う

ブックビルディングというシステムを知っていますか?IPOには欠かせない用語です。

 

ブックビルディングとはIPOの仮条件が提示され、投資家がその条件を見て、希望購入価格を提示します。

そして投資家に公開し、予定している発行株式数よりも注文株式数が多ければ抽選を行っていきます。

 

この仕組みをブックビルディング方式と言います。

ブックビルディング方式では仮条件の範囲の最高値を提示しないと一般的には当たることはありません。

 

ですので、ブックビルディング方式でIPOの抽選に参加する場合は、仮条件の高音の条件で購入希望を提示することが重要です。

もちろん、仮条件の範囲内の一番安い値段で応募することができます。

 

ですが、抽選することはかなり難しくなります。

このブックビルディング方式で希望する条件を提示して、抽選に参加することができます。

 

③抽選がスタートされるので結果を待つ

ブックビルディング方式に参加したら、あとは抽選結果を待つだけになります。

主幹事証券の証券口座を開設しているので、抽選が当たるはず!と考えてる方もいるかもしれません。

 

しかし、残念ながら全ての証券会社が平等な抽選を行っているわけではありません。

証券口座に資産が入っていなければ、IPOに申し込むことができません。

 

また買付余力が、IPOの1口しかない場合は、2口購入希望していても応募することができるのは1口のみとなります。

また過去の取引金額に応じて当選のしやすさが変わる証券会社も多いです。

 

プロの投資家で取引金額が多い投資家であればその分、当選しやすいということです。

もちろん、平等に抽選している証券会社もあるので、株取引をまだ始めたばかりの初心者であれば平等な証券会社も口座開設しておくとよいでしょう。

 

④当選したら手続きを行う

IPOに参加して抽選結果が出たあとはどのような手続きをしたらいいのでしょうか。

まず残念ながら落選してしまった場合ですが、資金が減ることもなく、お知らせで落選されましたという連絡を受けるだけで特別な手続きは必要ありません。

 

当たったと喜ぶのもつかの間、次のアクションを投資家は起こす必要があります。

IPOをはじめたばかりの投資家に知っておいて欲しいことがあります。

 

それはIPOを購入するにあたって実は手数料がかからないことです。

IPOに当選したから高い手数料がかかるということはないので安心しましょう。

 

ただし、証券口座にはIPOに参加する前に応募する口数購入に必要な金額を入れておく必要があります。

公開価格が1000円で100株が一口とすると、100000円の買付余力が必要となります。

 

口数に応じて必要な金額を証券会社に入金しておきましょう。

ここで注意しておきたいのが、例えば20社の証券口座を解説してIPOに参加した場合、1,000円の公開価格、それぞれ1口ずつ応募するとなると、200万円の資金がないと抽選に参加することができないということです。

 

証券会社をただたくさん開設すればその分、当選確率も上がりますが、お金も当然必要となってきますので注意してください。

また当選した後はキャンセルができないので注意しましょう。

 

まとめ

IPOの買い方はまずは証券会社の証券口座を開設することから始まります。

そして、IPOのブックビルディングに参加し、必要な資金を証券会社に入金することで、当たることで買うことが可能となります。

 

証券会社には主幹事証券、引受幹事証券、委託幹事証券があり、買いたい!と思うIPOであれば主幹事証券で購入しましょう。

ぜひIPOの買い方をマスターしてIPOで利益をあげましょう。

 

 

関連:[IPO株(新規公開株)]勝つための重要な考え方と具体的な取引方法。

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